古代縮緬と変無地縮緬の緯糸の比較

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左側の黄色の生地は古代縮緬(こだいちりめん)で元の反物は染め帯でした。
右側の岩緑青色の生地は変無地縮緬(かわりむじちりめん)で元の反物は訪問着でした。
黄色のまるでスプリングのような縮れた糸は、これがいわゆる「強撚糸」(きょうねんし)です。
もちろん、緯糸(よこいと)です。その横に細い糸がありますが、これは経糸(たていと)で原料は平生糸(ひらきいと)です。
右側の岩緑青色の少しだけ捩れた(ねじれた)糸が変撚糸(かわりねんし)で、これも緯糸に用います。
経糸は古代縮緬と同じで平生糸を使っています。古代縮緬の緯糸を見るだけで、シボが大きい理由と収縮の激しい理由がよくわ
かりますね。
そして、変無地縮緬の緯糸を見ると、ほとんど縮まないということが、よくわかります。しかし、その縮まないと言う裏を返せば、シワが伸びにくいということでもあるのです。 






 

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