柄合わせ編1 飛び柄(前姿)

以前に「着物あれこれ」にも書きましたが、飛び柄小紋の柄合わせは、難しいものがあります。
と言いますのも、誂え主の感性とその着物を裁つひととの感性が必ずしも、合致しないからです。
そこで、私は、誂え主であるお客様が、どういう柄合わせをイメージしておられるのかを、具体的な画像として、着物を裁つ和裁職人または呉服屋さんに提示することを提言します。
今回の飛び柄小紋のサンプルは、ネットショップの画像から拝借しました。
その画像をアドビフォトショップで、合成しました。
横巾3.8cm縦20cmの細長い帯紙を何枚かプリントアウトして、一反分の長さの紙で作った反物を作りました。
巾3.8cmにした理由は、縮尺を十分の一にしたかったからです。
つまり、一寸は3.8cmですが、この模型では一尺3.8cmにしてあります。
着物の仕立てあがり寸法は、袖丈一尺三寸、裄一尺八寸、袖巾一尺、肩巾八寸、後ろ身巾八寸、前巾六寸、衽巾四寸、身丈は肩山から四尺四寸、広衿仕立てになっています。
ただし、袖巾一尺は、本当は、おかしな設定です。
これは、私の邪魔臭がりの性格がでただけで、本当は、袖巾をもう少し、狭くして九寸くらいにして、裄を一尺七寸にするのが妥当でしょう。
衿は無地場が来るように裁ちました。
左から同じ柄をきっちり斜めに来るようにしました。
後ろ姿を見ていただくと、説明の意味がよくわかっていただけることと思います。
真中は、柄が横並びにしました。右は柄をちょっとだけ、ずらしました。
いわゆる「グイチ」にしました。
チェックする部分は、胸と上前です。
さぁ、あなたは、どの着物が好きですか?
次は、後姿をお見せしましょう。




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