紬の解体1

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左側が塩沢紬、右側が民芸紬で、たぶん、十日町紬です。
左側の塩沢の緯糸は撚糸が使われています。
塩沢のほうは、緯糸(よこいと)も経糸(たていと)も絣模様があるのが、分かりますね?
一方、右側の紬は緯糸だけに絣模様があるでしょう?
これが、いわゆる緯総絣(よこそうがすり)なのですが、さすがに模様の出方が荒いのが見て取れますね。
しかし、解体すると、驚いたことに、花の匂いの部分だけは経糸にも白色の絣が入っていました。
匂いの部分だけは、きれいに絣模様を出したかったからでしょうね。
安物は安物なりに、工夫をされているのだなぁと、感心してしまいました。





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