紬の解体17 絹糸の解体

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夏大島と原料の項の絹糸の一本をほぐして、生糸の写真を取りました。
正確な本数まではわかりませんが、相当数だということは分かりますね。
そして、よくよく見ると、カラムシの糸と様子がよく似ていますね。もちろん、生糸のほうがより美しいことは否定できませが、、、。糸の表面に艶がありますね。
みなさんは、結城紬の匂いというのをご存知ですか?
どこかしら、おいしそうな、甘そうな匂いがするでしょう?
もし、何も食べるものがないとしたら、私は結城を勇気を出して食べるでしょう。(親父ギャグ、さぶっ)
むかし、私がまだ、花の高校生の頃に、生物の授業でカイコの解剖をさせられたことがありました。
その教師は変わり者の変人でした。
なにもカイコの解剖をさせなくてもいいじゃないかと思ったものでした。
だってね、普通科の生徒にですよ、農業科だったらしようがないけどね。
そのとき、教師がとんでもないことを言いました。
「カイコの腹には、すでに生糸の入っている袋があります。そのなかの糸をだしてごらんなさい。その生糸の原料は、実は甘いんだよ。食べてごらん。」
今だったら、「バカヤロー」って叫ぶところですが、当時はただ呆然としていました。
勿論、私はそんなものは食べませんが、口に入れていた級友はいました。
そんな事どもを結城の甘い匂いを嗅ぐとあのころのことが思い出されます。





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