![]() ![]() ![]() 銘 菊姫 本場大島紬 9マルキ 本割込み式 白大島 ![]() この反物は、本場大島紬 9マルキ 本割込み式の白大島です。 「本割込み」については、HPを参考になさってください。 このあたりが、割込み式の参考ページです。 006 割込み式のお話し 041 割込み式詳述T 042 割込み式詳述U この大島は、旅さんのオリジナル大島の3作目になります。 1作目は正藍泥染め併用の天目割込、 2作目は泥染め割込大島の忠剛さん、 そして、3作目が白割込大島の菊姫さまというわけです。 実は、この菊姫さま、織りあがった初反を見たとき、あまりの美しさに、 その凛とした美しさに僕は寒疣が立ちました。 寒疣(さぶいぼ)、関西弁です、すみません。 標準語的には、鳥肌ですかな? 紙に書いた図案も見てるのですが、織りあがった初反を手にし、 自分の目で見たとき、正直な気持ち、こんなすごい織物、 どうやれば、織れるんだろうと、思わず、 鹿児島へ向かって、合掌しました。 どうも、歳を取りますと、なにごとにつけても、 手をあわせてしまいますな。 それでですね、この菊姫さまには、白大島専用の口織り(くちおり)まで、 作っちゃいました。 こういうのですけどね。 忠剛さんの泥染めで作った口織りでは、 菊姫さま、かわいそうですよってにね。 ![]() 口織り(くちおり)についてのご説明は、下の欄を見てくださいね。
菊姫さまという柄銘の由来は、絣のひとつぶひとつぶが、 菊に見えるところから、つけさせていただきました。 姫さまの名にふさわしい織りあがりやと思います。 ![]() ![]() いつものワンパターンで恐縮ですが、大きさ比較のために、 つまようじを菊姫さまのうえに置いてみました。 この極細微の世界で、細いつまようじは、 いったい、なにに見えますでしょうか?
この割り込み式の白大島「銘 菊姫」は、 四隅に十の字絣を置いた文様、 そして縦Tの字絣と横Tの字絣と長絣で表現された四角形、 このふたつの文様を交互に並べる形で構成されています。 ほんとうに美しい織物、究極の白大島というのは、 こういうすごい系の大島って、 どういう位置づけの大島なんだろうって、思ったのです。 それで、、、、、、、、、 もし、白大島は生涯に1枚だけでいい!1枚しか要らないのだ!! と思われるかたが、もしいらっしゃったとしたら、 この菊姫さまはそういうかたのための白大島なのではなかろうか?と。 そういうかたには、この菊姫さま、僕は自信をもって、お奨めします。 なにしろ、菊姫さまは究極の白大島なのですから。 女性は言うにおよばず、男性のかたにも、ぜひとも、 着てほしい逸品大島だと思います。 着て楽しみ、見て楽しむ。 悦楽の大島、ここにあり! この大島の生地巾は一尺六分(40.1cm)で、 耳を含まない巾は、一尺(37.8cm)です。 裄は二尺(75.6cm)まで可能です。
また、湯通し後の長さは、三丈四尺(12m85cm)です。
この丈で仕立てられる寸法は、
袖丈一尺四寸で身丈(肩山から)四尺六寸(174cm)の寸法にできます。
ちなみに、この身丈は、身長170cmのかたの仕立て寸法なのです。
身長170cmまでのかたなら、どなたでも着用可能です。
男性でしたら、おはしょりが要りませんので、もっと長身のかたでも、 だいじょうぶです。 衿周りは、こういう感じになります。 似合われるかどうかの参考になれば、幸いです。 ![]() 近づくと、、、、 ![]() さらに近づくと、、、、 ![]() 旅さんの口織りについて ![]() これは、当ホームページ「旅から旅の着物のお話」の 玄関を飾っている写真です。 この石橋(行者橋)は最近、ドラマの舞台になったりして、 とても有名になり、観光客のかたもおおぜい、いらっしゃり、 地元のものはたいへん喜んでおりまする。 そこで、旅さんも馴染みのある行者橋を口織り文字と することにいたしました。
これ、このように。 ![]() 行者橋は石の板と3本の橋脚で、できています。
それを図案化したものが、下の図形です。 ![]() 橋と言うものは、本来、こちら側からあちら側へ渡るためのものです。
僕はこの行者橋の図案に、作り手(産地)と着手(着物大好きさん)との 橋渡しになりたい!というメッセージをこめました。
そして、図案化してるときには、意図はしなかったのですが、 よくよく見ると、なにやら、3人のひとが重たそうなものを 担いでいるようにも見えます。
まるで、大島紬という大切なものを、みなさんと産地と 僕らが担いでいるように。
さぁ、わっしょいわっしょい! 大好きな大島紬がいつまでも、 織りつづけられますように!(旅) 9マルキ本割込み式の証明書 ![]() ![]() ![]() 十の字絣と縦向きのTの字絣、 横向きのTの字絣、そして、長絣、 これら、割込み式の絣糸で
構成された、極細微の世界。
どうぞ、実際に手にお取りになり、
また、着物として着ていただき、
ご鑑賞、ご堪能いただけますよう、お祈り申しております。 画像いろいろ、お楽しみください。 ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() この本場大島紬 9マルキ 本割込み式 白大島
「銘 菊姫」 販売価格は表示しておりません。このお菊ちゃんに興味のある方は (左クリックしてください) 販売価格はメールでお知らせいたしますが、 自動返信ではありませんので、すこし時間がかかるかもしれません。 どうか、ご了承ください。 また、販売価格をお尋ねになったからといって、 何度も勧誘を試みることはありませんので、ご安心ください。 そのときに、詳しい手順や連絡先をお伝えします。 ところで、旅さんのところは、お仕立ては承っておりません。 湯通しは、すでに済ませていますので、そのまま、お仕立てできますよ。 大島紬は、鮮度が命だと確信していますので、織り上がった時点で、 湯通しを完了しております。ですので、大島の風合いは抜群であります。 ちなみに、湯通し代は、サービスとさせていただいております。
どうぞ、よろしくお願いします。(旅) ![]() ![]() |