旅から旅です。
みなさん、こんばんは。
では、今日は、お約束どおり、カタス式について述べましょう。
このカタス式も、この項の最初のほうの「カタスのお話し」でも触れていますが、いま読み返してみますと、わかったようなわからんような、そんな感じが非常にしますね。
いま現在、織られている大島紬の大半は、このカタス式という配列方法です。
配列方法というのは、経糸緯糸の絣糸と地糸の配列方法という意味です。
こういう概念の話をすると、大概、眠たくなりますね。(笑)
その眠気を抑えながら、聞いてください。
今日は、7マルキ カタス式について、お話しますよ。
7マルキ カタス式の経糸の配列は、絣糸1、地糸3の1,3,1,3であり、緯糸の配列は、絣糸2、地糸2の2,2,2,2、なのです。
これを、まずは、頭の隅っこに置いてもらってから、次の画像をごらんください。
これは、7マルキ カタス式の泥大島です。

この大島の絣をいつものように、接写してみました。

アルファベットのTのさかさまになった絣がありますね。
このさかさまではありますが、こういうのをTの字絣と呼んでいます。
カタス式の地絣(じがすり)というのは、このTの字絣なのです。
このTの字絣で、さまざまな模様を織りあらわしているのです。
このTの字のひとつぶを、よーくごらんください。
これらも、経絣(たてがすり)と緯絣(よこがすり)を絣合わせすることによって、Tの字にしているのが、よくご理解いただけるのではないでしょうか。
下の画像は、みなさんの眠気を誘った配列のお話を画像であらわすと、こうなります。

言葉としての概念も画像も、どちらにしても、眠たくなる話ですが、絣の美しさに免じて、おつきあいください。
次回は、9マルキ カタス式について、述べます。
では、またね。(旅)
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