はじめに


「私たちの大島紬プロジェクト」について、ご説明をします。

その主旨・目的は、柄ゆきの良いほんものの大島紬を、すこしでも安く提供し、しかも、産地の職人さんにも、喜んで頂きたいというのが、このプロジェクトの基本理念です。

その目的の為に、産地の織物会社さんと直で取引しました。
「私たち」のなかには、あなたがた機屋さん職人さんが含まれています。
 さて、Web上を見渡しても、これだけ柄のいい大島紬はそうあるものではないと自負しております。
また、価格もこれ以上安くしてはいけない価格になっています。
もちろん、ネットショップや安売り店などでは、もっと安価な大島紬も確かにあります。
しかし、それらは大抵は倒産品や金融商品であったり、相当な年数の経ったものや売れ残りの商品(柄が悪い)であったりします。
私のところのように、これだけの色・柄が揃ったなかからお選び頂けて、しかもこの価格なら胸を張ってみなさんにお勧めできようかと存じます。
ところで、最初のほうで「これ以上安くしてはいけない価格」と述べました。
この意味は、これ以上安くしないでほしいという産地の要望なのです。
と、言いますのも,当然、これらの商品は百貨店や有名呉服店などでも展示販売されています。
そういう商環境のもとで、私が価格破壊をすると、そういうお店に対して、多大な迷惑がかかります。
ひいては、まわりまわって産地にも多大な迷惑がかかることになります。
そういう理由で、私ひとりが安く販売できないのです。
しかし、私だけが中間マージンをいただくと言うのも私の本意ではありません。
前述しましたが、この大島紬プロジェクトの趣旨というのは、ひとりでも多くの方に、少しでも安く、ほんまもんの大島紬を手にとって、着て頂きたい、そして、産地の職人さんたちにも喜んでいただきたい、これが目的なのです。
誰もが安心してほんものの大島紬を買えるという環境を作り上げるために、産地の織物会社さんとコンタクトを取りました。
この織物会社さんの大島紬は安心マークなのです。


大島紬は、いま、なにもせずに、手をこまねいていると、後継者不足が原因で、確実にあと五年から十年で、これまで全国各地の幾多の織物が滅びたように、同じ道を辿っていくであろうと僕は考えています。
こう考えているのは、僕だけではなく、大島紬の関係者すべてが危惧しています。
なんとか、大島紬を絶滅から救いたいと思っています。
だから、僕は、以下のような状況が来る事を願っています。
 僕が呉服屋さんや専門店さんを尻目に、みなさんに大島紬をどんどん買っていただきます。
すると、呉服屋さんたちは、どうしてあの「旅から旅」は、
あのように大島紬を売ることが出来るのかと考え始めることでしょう。
そして、あるとき、気がつくのです。
旅から旅は職人さんに利益還元をしていることを知るのです。
そして、その利益還元の目的が産地の後継者不足を改善させるため、そして、今、現実においでになる職人さんたちの生活の質をすこしでも良くするためにやっているのだということを知る事になるのです。
そのことに気づいてもらえたら、呉服屋さんたちも利益還元をしてくれるようになるのじゃないだろうか。
もし、そうなったら、かなりの金額が鹿児島県に還流することになるでしょう。
そうなると、一挙に、後継者不足は解消するに違いありません。
職人さんに正当な対価を支払ってこそ、フェアな関係だと言えるのではないでしょうか?
ほんとうに価値あるものは、なんとしても後世に残さなければならないのです。
僕はそう、信じています。
そのためにも、なにがなんでも、僕は大島紬を売りつづけなければならないのです。
みなさん、協力してくださいね。
こういうことをしている人間がいることを、お友達や知り合いの方に、教えてあげてください。
どうか、よろしくお願いします。(旅)

いま現在、思うところがあって、ウエブ上では、販売価格を表示しておりません。
ですので、「飛翔け!大島紬」に掲載されている大島紬の販売価格および湯通し・仕立て代・裏地代などのご案内は、メルマガde大島紬というメールマガジン(無料です)を通じて、させていただいております。
どうか、メルマガde大島紬をお読みください。
メールマガジンは「旅から旅」宛て「メルマガ希望」というメールを打って下されば、お送りしております。

大島紬をご購入の際の手順は、特定商取引法第11条による表示義務をごらんください。
詳しく、表示されております。

ご質問や、わからないことがあれば、お気軽にメールでお尋ねください。

では、よろしくお願いします。(旅)




長さの表記について
長さの表記について、このように考えます。
「証紙類を含まず、そして、湯通し後の予想される長さ」
これがほんとの、その反物の長さだと考えます。
「証紙類を含まず」の意味は、証紙を貼った部分は、糊が残っていたり、証紙の紙が残ってたりして、コベコベ、ベトベト、
ネトネトしていますので、用尺に入れられないのです。
「湯通し後の予想される長さ」の意味は、大島紬は湯通しをしますと、
二寸(7〜8cm)程度縮むことがあります。
もちろん、縮まない場合もありますが、仕立てのことを考えますと、縮むことを前提に考えたほうが良いと僕は思います。


旅さんの手機(てばた)手織り(ており)の定義
ここに展示してある大島紬は、本当の意味の手織りです。
僕にとっての「手織り」というのは、織り工さんが手で杼(ひ)を投げ、筬(おさ)を打つことによってのみ、織ることをさしています。