結城紬4 経・緯糸

ここでは、結城紬の糸を見てみる事にしましょう。

経糸をむしってみました。
この生地は何回か水に通した結城です。
さすがに、むしるのにも、力が必要でした。
力が必要な理由は、下の画像のところで説明しましょう。

この画像の糸は湯通しする前の緯糸です。
このように、如何にも真綿から紡いだという感じでしょう?
こういう状態の糸が経と緯に織られているわけです。
そして、その反物が水をくぐると、緯糸・経糸がこんがらがるように、お互いがしっかりと握手をするのです。
だから、結城は強いと言われています。
それだからこそ、上の画像の経糸をむしるのに、力が必要だったのです。

左の画像は湯通しをしたあとの、緯糸をむきだしにした画像です。
緯糸も水をくぐると、上の画像の緯糸とは、また、違った姿になっているのが見て取れる事でしょう。

左の画像は、湯通ししたあとの緯糸の接写画像です。
これくらい拡大すると、二つ上の画像との違いがよくわかると思います。
すっかり、綿毛が寝て、糸らしくなっていますね。この糸は絣糸ですね。

一番上の画像で、経糸をむしっていましたが、そのむしった経糸を並べてみました。
どうでしょうか、みんな、太さが不揃いですね。
経糸も緯糸もすべて、不揃い。
これが、結城の良くも悪くもの、特徴ですね。


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