9 証紙のお話し

飛翔け!本場大島紬へ

本場大島紬の織り方と言うのは、大別してふたつあります。
手織りと機械織りです。
見分け方は、生地そのものを見れば、たちどころに分かります。
見分けるポイントは、絣糸が経緯(たてよこ)にあるかどうか、
生地の風合いが堅いかどうかです。
でも、これらのポイントは、初心者のかたたちには、わかりにくいです。
そこで、証紙での見分け方を伝授しましょう。



この画像と下の画像をよく見てください。
左側の日の丸の商標は、「本場大島紬」を保証しているものです。
そして、右側の丸い黄色いシールは、こう僕らに語っています。
「私は機械で織られたのよ。」と。
「絣は、緯双(よこそ)だし、すこし風合いが堅いのよ。」と。





こちらは、日の丸の商標は上と同じです。
でも、上が丸いシールだったのとは違い、こちらは金色の伝統の「伝」その下に日の丸の赤い円が描かれています。
これが、いわゆる「伝統工芸品」シールです。
上と同じように、このシールも僕らにこう語りかけます。
「私はひとの手で織られたのよ。」
「絣は経緯絣だし、風合いも柔らかいのよ。」と。
「でも、私を手に入れるのは、ちょっとばかり、お財布が悲鳴を上げるかもしれないわよ。」と、僕らに囁いているかも、ね。



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