旅から旅です。
大島ファンのみなさん、こんにちは。
今日は夏大島のお話しをしましょうか。
あるとき、僕はある手機の経緯絣の夏大島を紹介したとき、
「涼しげな織物ですよ」と書いたことがあります。
すると、夏大島をお買い上げいただいた方から、メールが。
「旅さん、涼しげ、、、なんじゃないのよ。ほんとに涼しいのよ。
風がね、身体の中を通り抜けていくのよ」とおっしゃるのです。
そして、素材が絹だから身体にさわるほどは冷えない、
だから、クーラーの利いた部屋で着るのにも良いのである、と。
ほぅー、それは大変喜ばしいお褒めの言葉と僕は受け取りましたが、
かと言って、自分自身が夏大島を着たわけじゃないので、実感としては
理解できませんでした。
ところがある日、偶然に、視覚的に夏大島の涼しさを理解することが出来たのです。
僕の愛用のデジカメは、カシオさんのQV23000UXという、とても初期型の、ぶこつい形のやつです。
このカメラは、大島紬の絣を撮影するとき、すごい仕事をしてくれます。
驚異の接写画像を僕に提供してくれるのです。
そのマシンで、たまたま夏大島の接写画像を撮ったのです。
その画像を見たとき、僕は夏大島の涼しさを実感したのです。
以下の写真は、僕が扱った夏娘たちです。
同じ距離から2倍ズームで撮影しました。
画像を見ると、糸がすごく撚られているのが、よくわかります。
この糸の撚りがシャリ感をかもしだしています。
そして、この透き間こそが、涼しさの秘密なのです。
この透き間のまばらさに、僕はひとの手を感じます。
このまばらさが、独特の風合いを生んでいるのだと僕は思います。
機械に出来ない優しい風合いというのは、このまばらさ、ファジーな部分なんだろうなと思います。
これらの画像を見ていると、いろんな表情、透け具合があることに
驚かされます。
その反物それぞれの味というものを感じます。
いやぁ、実に楽しいですねー!
手機の夏大島、僕、大好きなんですよ。
いつまでも、手機の夏大島が織られることを願わずにはいられません。
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