染め編 2 引き染

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以前に、「着物あれこれ」という読み物をよく書いていました。
書いた目的は、着物初心者のかたたちに、すこしでも、着物の事、
染織の事、生地の事、などなどを、知ってもらいたかったからです。
その「着物あれこれ」のなかで、「色無地の話し」というのを書きました。
今日は、そのなかの「引き染」(ひきぞめ)の見分け方を書きます。

引き染というのは、反物の端を張り木(はりぎ)というもので挟み、反物を引っ張り、伸子(しんし)で耳と耳に引っ掛け、刷毛に染料を含ませ、染めていきます。
張り木というのは、木でできていて、針を植え込んであります。その針で生地を挟むのです。
また、伸子というのは、竹ひごを半分に割ったものの先に小さな針を打ちこみ、その針を生地の耳に引っ掛けて、生地を一定の巾に保つためのものです。
引き染の特徴はその刷毛跡にあります。波打ち際のような形ができています。

波打ち際の間際まで、行って見ましょう。
まったく、規則性というものがありません。
その規則性がないのが、「引き染」の特徴なのです。
色無地には、大別すると、2種類あることは、「着物あれこれ」でも述べました。浸染(しんせん)と引き染。
どちらのほうが、染め代が高いでしょうか?もう、ご存知ですね。
はい、それは、引き染のほうですよ。

ついでに、もっと、近づいて見ましょう。
縮緬って、美しいですね。
シボが、ほんと、美しい!
僕はこういう画像を見ていると、幸せを感じるんですが、あなたがたは、いかがですか?
もちろん、着物が好きなあなたがたも幸せですよね?(笑)



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