淡糊付

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工程表の2番の「織物設計」と3番の「原料絹糸」は、棚に上げることにします。
情けない事に、何回読んでも理解できないのです。
理解できないことを説明するのは、苦痛以外のなにものでも有りません。
そこで、棚上げすることにしました。
「なにが書いてあるんだろう?」と思う方は、是非、本を読んで下さい。
「織物設計」と「原料絹糸」を要約すると、「絣糸と地糸の並べ方(カタス式・一元式・割込み式)と算数(よみすう)によって、使う方眼紙(図案用)の目盛が太くなったり細くなったりするんですよ。」みたいなことが書いてあります。
でも、その内容たるや、うまく説明できないのです。
そして、絣糸と地糸のための必要な糸量の計算式が書かれています。
これもまた、さっぱりわかりません。(とほほ)
そういうわけで、どどどっと、これらを飛ばして、4番の「淡糊付け」から始めることにします。

淡糊付(うすのりつけ)
糸繰り、整経(せいけい)を容易にするため糊付けをします。これは糸の小さな毛羽を糊で固め、扱いやすくするためです。薄い糊液が良く、フノリ0.2%溶液が適当です。フノリは淡黄色の色がつくのでこれを避けたい場合、合成糊料を使います。
最近はこの淡糊付けの工程を省略するひとが多くなっています。省略しても糸繰り、整経はできますが、毛羽立ちを防ぎ、スムーズに整経しようと思えば、糊付けをしたほうが良い結果が得られます。どこかに手抜きをすれば、次の工程でその分、難儀をしたり品質を落とす危険が有り、手痛いしっぺ返しを受けることがあります。
フノリは鍋で炊き、煮沸して十分溶かし、布か目の細かい網で濾過して使うので手間がかかりますが、風合いを損なう事が少ないので良く使われています。
(以上、赤塚嘉寛先生著 本場奄美大島つむぎ・技術ノートより、引用しました)

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