21 ふくこさんのお気に入り


皆さんもおっしゃっているように私も「お気に入りの着物」と言っても数も少ないから、全部といえば全部だし、なんて躊躇していましたが、好きな着物の話って、それだけで幸せな気持ちになりますものね。
皆さんの着物のお話しとても興味深く聞かせていただいて、私も思い切って書いてみようと思います。
普段着物を着るのはもっぱらお茶のお稽古やお茶会。
私の先生は85歳という高齢なこともあってか何か卓越したものをもっておられ(?)、着物は小紋で上等、紬やウールでもいい、とおっしゃるくらいの方なので、下手にきれいなものや派手目なものを着ていくことができず、地味なものばかりになってしまっていました。
その中では異色の存在である、桃色の江戸小紋が私のお気に入りです。ごくごく細かい手彫りの型で染められた青海波とか七宝の柄とか何となくおめでたそうな柄が並んでいます。
思いがけずお下がりでこの着物が手に入ったのですが、きれいすぎる色だし、ちょっと私には・・・、なんて最初は思ったのですが、あわせる帯をうす〜い桃色の袋帯(同色で竹笹の刺繍が入っています)にしてみたら、あら、私もかわいくなるじゃない、なんて、一人密かにほくそえんでしまいました。(こんなことなかなか人前でいえません。ネットっていいですね^^;)それまで、手持ちの着物は、紺色や黒、又は抹茶色や辛子色の地味なものしかなく、自分でもそういうものが似合うと思っていたので、きれいな色も似合うんだ、と分かってすごーく得した気分になることができました。(嫌いな食べ物を克服した気分?)一応なんとか20代だし、誰か嫁にもらって〜と思っていることだし(て関係ないか)比較的金銭的に自由の利く今のうちにかわいい着物、きれいな色の着物を作っていきたいなって、楽しみが増えました。
ちなみにこの江戸小紋、初めて自分で裄・丈を直したので、余計に愛着が湧いているのかもしれません。
本当は、一張羅の紫の振袖のことを、って思ったのですが、そろそろ振袖も厳しい年齢になってきましたので、いつか女の子が生まれた時に着せよう、と大事にしまっておきます。それで

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