25 夏大島の風合い

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今日のテーマは、夏大島の風合いです。
ところで、僕は非公式ではありますが、「手織り夏大島保存会会長」を名乗っています。
もっとも、会員はいまのところ、僕だけなのですが。(笑)

 さて、よく聞かれることに、こういうのがあります。
「手織りの夏大島と織機ものの夏大島は、すごい価格差があるけれど、実際のところ、どう違うの?」
確かに、すごい価格差です。
「大島紬プロジェクト」でも手織りの夏大島と織機ものの夏大島は、実に4倍以上の価格差があります。(織機ものの大島紬は、メルマガ限定で展開しています。)

ここで、すこし、手織りと織機ものの定義をしておきましょう。

手織りというのは、杼(ひ)を織りの職人さんが手で投げて、織る事です。

織機(しょっき)ものというのは、力織機(りきしょっき)、動力機(どうりょくばた)のことで、動力で杼を飛ばして織る事です。

さて、これらを定義したところで、手織りの夏大島と織機ものの夏大島の違いを述べましょう。
 僕は、手織りの夏大島を二の腕にふぁさぁっとかけたとき、その感触は「やさしいおばあちゃんが手をさすってくれているような、、」という表現を、よくします。
「やさしいおばあちゃんの手」とは、堅さと柔らかさが渾然一体となっているという意味で使っています。
そして、手織りの夏大島には、そのおばあちゃんの手の感触のパターンがいくつかあります。

この感覚を手織りの夏大島をまだ触った事がないひとにどう伝えれば良いか、それをずっと考えてきました。


そして、ひとつの言葉を思いつきました。(続く)



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