旅から旅さま、
一昨日、CDが無事届きました。
ちょっと留守にしており、不在中に受け取ってもらったようでして、
実際に拝見できたのが、今日となりました。
お礼とご報告が遅くなりすみませんでした。
そして、さっそく中身を拝見しました。
全部を・・・。
全部の画像を順番通りきっちりと拝見し、
今、呆然としちゃってます。
目もチカチカしてます(笑)
あまりに集中して見たので、吐き気も少々(笑)
実は今、少し虚脱状態です・・・・。
いやあ、すごい。すごい。すごい。
これだと前回のが予告編だと言われる旅から旅さんの
言葉も了解できます。
特に総絣の白大島は、圧巻でありました・・・
前回のCDのおばあさんのちょっとのんきな織り方から、
今回CD、第二章のおばさん(若いおばあさん?)の
とてもエネルギッシュな織りに圧倒され、
さらに絣合わせというものを、生まれて初めてこの目で
見て心底仰天したのに、
その後今度はぐっと若い織り手に変わり、
12マルキ白大島のすさまじい絣目と、
それを的確に素早く合わせ、
せっせと織り進む様子を見ている内に、
なんとなく放心状態となってしまいました。
Aさん、Bさんの織り手の違いにしばしほっとし、
最後の締め機で、ちょっと開放的な気分になりましたが、
このCDは中身が濃すぎじゃないか!?というのが
本音の感想です。
値段も安すぎると思いますよ。
この内容の充実度からしたら、破格値すぎると思います。
「百聞は一見に」。言葉通りですね。
大島という織物のすごさと、それに携わる人たちの
誠実さ、豊かさが、見てるだけで伝わってきて、
と、ここで地震が!
関東に直下型大地震が来るという噂もあり、
一瞬パニック。
でも、なんとかおさまりそうです。
ともかく圧倒されます。
そして、一章のCDが「織りもいろいろ」だった意味、
すごくすごくよくわかりました。
織り手によって、まるで違うんですね。
織りというものはその人の個性がにじみでるものなんだ、
とこんなに実感したことはありません。
白大島を織っておられた方も、総絣を織ることが挑戦
そのものであり、その挑戦を楽しんでおられるような
気がしました。
難しければ難しいほど燃えて、やってやろう!と
思われているかどうか、実際はわかりませんけど、
ほとんど難業苦行のような織りのプロセスでも、
冷静で慎重な熟練の配慮や技の底に、正確な絣目を
織りだすことが即ち喜びであるような、
高らかな雰囲気があったように思います。
CDを見終わって改めてオマケを手に取ってみると、
ゾクゾクと興奮してきますね。
貴重なものですよね。
本当の泥染の絣筵まで頂戴し、感動しています。
気力・体力の限界になりましたので(笑)
これから少し休憩をとり、
あらためて「大島紀行」を
ピックアップして、見返したいと思います。
取り急ぎ、CDのお礼まで。
あまりに内容が盛りだくさんで、
いただいたこちらが「どうしよう!」と
思ってしまう程の密度ある素晴らしい資料を、
この機会にこんなにお安く
お譲りいただいた幸運に心から感謝しつつ。
ではでは、また!
本当に、すごいものをありがとうございました!!!
(ともこさん) |