本麻地の地詰め

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 みなさんは、本麻地の地詰め(じづめ)というのをご存知だろうか?
本麻地のお襦袢を家庭で洗濯したら、縮んでつんつるてんになってしまったなんてことを、体験したり、誰かから失敗談として聞いたことはないだろうか?
これらは、すべて、仕立てるまえに、地詰めをしなかったから、起こったのです。
では、地詰めというのは、実際的にどういうことをやるのでしょうか?
文字通り、地を詰めるということなのですが、その目的は、洗濯したとき縮まないように、事前に水に入れて、縮めておくと言うことにほかありません。
本麻地は強烈に縮むと言うのは体験的には知っていましたが、一体どれくらい、縮むのかと言うことを、すこし、学問的に(大層な!)検証してみました。

いま、我が家にある本麻の長襦袢地を「地詰め」をしてみましょう。
地詰めは、なにも難しい事はないので誰にでもできます。

つんつるてんの長襦袢にならないように、是非、地詰めをしてくださいね。

ほらね、織り元の説明書にも、ちゃんと地詰めのことが書いてありますよ。

本麻地を水に入れて、
どぼどぼにします。
どぼどぼのまま、陰干しします。
そして、生乾き程度になったら、アイロンで伸ばします。
そのとき、アイロンで縦に伸ばしてはいけませんよ。
縦に伸ばしたら、なんのために、地詰めしたのか、わからなくなりますから。
横方向にシワを伸ばすというイメージでアイロンを滑らすだけで良いのです。

この地詰めをせずに、仕立て、その後、洗濯したとき、どの程度、縮んでしまうのか?
次回は、本麻地の収縮率を計算する事によって、どれくらい、洗濯して縮むかを算出してみましょう。



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